2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

東方幻想今日紀 十一話  ナズーのおいしいレストラン

料理スペシャル。 台所に案内された俺は ナズーリンさんに付いて行き、長い廊下を渡る。 少し、前から気になっていたことを考えてみる。まず、ここに来てからのことなんだけど・・。 すごく記憶が飛びやすくなっている気がする。ここに来る直前に車に撥ねら…

東方幻想今日紀 十話  みんなの自己紹介を黙って聞く

「・・・さて、程よく場が冷えたところで、 私から自己紹介と行こうか・・・。」おいこらネズミ。完全に利用されたよ畜生。気にした風もなくナズーリンさんが続ける。「二度目になるが、私の名前はナズーリン。 妖怪ネズミだ。わからないことがあったら 常識…

東方幻想今日紀 九話  命蓮寺で自己紹介!

全員が卓袱台を囲んで座ったところで ナズーリンさんがこう切り出した。「さて・・・相談したい事というのは・・。 もう話したとは思うが・・・改めて言おう。」どうでもいいけど、何で俺だけ座布団がないんだろう。 あ、人数分か。「彼をここに住まわせてや…

東方幻想今日紀 八話  命蓮寺面接試験(?)

前回のあらすじ 一人で広い和室で足が動かない。あああ・・・。 足がもう冷たくなってきました。 俺は畳の上で死ぬのか。(意味が違うけど) あれだ、今ならエコノミークラス症候群で死ねる。・・・ん?足音・・?しばらくするとナズーリンさんが戻ってきた…

東方幻想今日紀 七話 来る命蓮寺、来る足への侵略者

青い空の下、俺はネズミの子に詰問されていた。「・・・じゃあ君が用件を思い出すまでこちらも いくつか質問していいかい?」「はい、どうぞ・・・。」何だか逮捕されて尋問されてるみたいだ・・。ネズミの子は一呼吸置いて話し出した。 「君はどこから来た…

東方幻想今日紀 六話  ねずみの女の子の皮を被った偉そうな奴

「おはようございます。起きて下さい。」 「んっ・・・・・。」 シャクナゲさんに揺り起こされてる。 でもまだ寝て居たい・・。眠い。「ごめんなさい、もう少しだけ寝かせ・・」 「とって食いますよ?」ガバッ後方に飛びのいてさらにバックステップ空中宙返…

東方幻想今日紀 五話  優しい青年の家にて

青年の家に一泊することになった。 美味しいとは言えないが、 まともな料理が出たので美味しくいただいておいた。 なんて親切なんだ。ここも良い所なんだね。 何かもう永住したい。「ここが、今日あなたが泊まる部屋ですよ。」 紹介されたのは6畳程度の綺麗…