お知らせというにはあまりにも酷いと自分でも思います

リア「・・・あの。このタイトルは何ですかね。」

彼我「あまりにも・・・雑ですよね。相変わらずです。」

あおみど「まあ、細かいことはいいじゃん。
       こんな形で一度やってみたかったんだよ。」

「・・・しゃしゃり出てくるなんて珍しいですね・・・」

「何でお前が出てきたんだよ・・・理不尽な流れにしかならないだろ・・・。」

「わーおちょっと待て。自分のキャラクターにここまで嫌われる作者ってどうよ。」

「・・・で、意図は何なのか言ってもらおうか。」

「・・・大した事じゃないのなら、ここで打ち切るべきと思いますが・・・。」

「・・・え、じゃあ、この話、ここでおしまいなの?」

「さりげなく大した事じゃないと肯定するなよ!
 アホかっ!ここまで言ったなら最後まで言うべきだろ!」

「じょ・・・冗談だよ、あとカルシウム取れよ・・・。妖怪化させちゃうぞ?」

「その特権を振りかざすのはやめてよ!
 もうお前悪魔だよ!てかこうなると思ったよ!
 あと、カルシウムはイライラと関係はそんなに無い!」

夢魔ならここにいますが・・・」

「それは今聞いてないよ!多分読んでるみんなは知ってるから!」

「さて、お知らせというのは他でもありません。
 百話記念のお話、三章の区切りで公開します。」

「お前はお前で話を聞けよ!しれっと用事を済ますな!
 会話の乱れ打ちやめて!キャッチボールしようよ!」

「だって・・・リア君ツッコミ専用の機械だからうまく間を抜けないと・・・」

「せめて言うにしたって『みたい』を付けて!本当に機械みたいじゃんっ!?」

「さて、もう一つ。pixivの方にも小説を転載しました。
 同じハンドルネームでやっております。
 一日三話ずつ転載してますので、是非是非見て下さいね〜。」

「お前実は会話苦手だろ!?会話のモーゼじゃあるまいし、流れを読めよ!」」

「本当に入り込む隙間が無いですね・・・静かな瞬間がありません・・・。」

「ごめんなさい彼我さん、全部こいつのせいです。」

「あの・・・え?」

「それはわかってますよ・・・。リアさん、酷いです・・・。」

「お願いだから誰か会話して!このメンバー構成も俺に不利すぎるから!」

「・・・じゃあ、丙ちゃんでも連れてくる?」

「ごめんなさい今のは忘れて下さい!このままでも構いませんっ!」

「誠意が足りませんね。」

「鬼ですかあなたはっ!?」

「ほらほら、謝っちゃえば楽になるよ〜。」

「もうやだこの人達怖い!何で無駄に息が合ってるの!?」

「さーてあおみどさん、他にも言いたいことがあるんでしたよね?」

「そーなんですよ彼我さん。よくわかりましたねー。
 大した事じゃないんですけど・・・」

「茶番はやめて下さいよ!
 実はあれですよね、二人とも台本か何かを持ってるでしょ!?」

「・・・で、彼我さん、これを見て下さいよ。」

「置いてけぼりやめてえええ!!俺が何したって言うんですか!?」




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「・・しかし、随分と男らしくないんですね・・
 刀で戦うつもりでしょう・・?」

少しあざけるようにその門番さんは言う。

そんなの、決まっている。


「俺は、これで行きます。」
「!?」

俺は刀をそっと地面に置いた。
そして、両の手を軽く目の前に出し、構えた。
彼女は目を丸くしていた。

「・・あなた、人間ですよね?」
「・・ええ、そうですが・・?」

妖怪になりかけてはいるが、まだ人間だ。

「・・まさか・・・素手で戦うつもりですか?」
「ええ、そのつもりです。」

俺がそう言うと彼女は軽く笑った。

「・・そうですか、よほど自信があるんですね。
 強い人間と手合わせするのは久々なんです。
 ・・もっとも、私に挑んでくる人も久々なんですよ。」

「腕に自信なんてありませんよ。」
「・・嘘ですね。こんなに自信に満ちた目で私に挑む。
 それは、強者の行動です。そんな人間の強者を
 私は何度も見て来ました。達人の人達です。」

まくし立てるように門番さんは言う。
彼女の目は輝いている。
これから戦う強者への期待。

しかし、その期待には応えられそうに無い。


俺は嘘は吐いていない。
・・ただ、自信に満ちているのは本当だ。
自分は勿論格闘の経験は無い。喧嘩も強くない。

よく・・・いじめっ子に泣かされ、
いつも一人の友人がかばってくれた。そんな人だった。


・・そう、自分には考えがある。


俺はにっと笑って、
ファイティングポーズを崩さずに言った。

「・・・さあ、始めましょう。」



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「・・・これは何ですか?」

「実はこれ、今日紀五十一話なんですよ。」

「「みじかっ!?」」

「・・・え、これは・・・
 ・・・見てくださる方を馬☆鹿にしてるんですか?」

「そこまで言うなよ・・・俺も最初見つけたときは笑ったよ。・・・約600字だぜ・・・。」

「これは・・・酷いね・・・何が酷いって字数も勿論だけど、格闘の気・・・」

「という訳で、pixivに転載する時、
 リア君の過去のエピソードをくっつけようかなと。」

「徹底的に無視するなよ!
 あれだろ、お前、俺を遺書書くまで追い込むつもりでしょ!」

「なるほど。あおみどさん、お知らせは以上ですよね。お疲れ様でした。」

「は〜いその通りです彼我さん。
 さすが、察しがいいですね。ここで終わりになります。」

「・・・茶番はいいって言ったじゃないですか!
 進行重視しすぎて大切なものを見失わないでええ!!」

「はい、それでは正面を向いて皆さんでお辞儀をしましょう。」

「正面って何!?
 ・・・って、二人とも急に同じ方向向いてお辞儀しないでくださいよ!
 この人達本当に気持ち悪い!もう沢山です!ありがとうございましたっ!!
 って・・・あれ、このドア開かない!何で!?」

「少年は急に走り出したかと思うと、切迫した表情で閉じた扉をいじり始めた。」

「どうして真顔で冷静に今の状況を言い出すんですかあなたは!?
 ちょっ・・・このドア開かない!」

「・・・あ、リアさん、その扉は偽物ですよ。」

「えっ・・・じゃあ、どうすればここから出られるんですか?」

「大声で隠語を言うと出られるそうですよ。」




「っ・・・もうやだあああああああ!!」









多分つづかないと思う