2012-11-19から1日間の記事一覧

東方幻想今日紀 最終章

もしも、穢というものが無かったら、どんなに良いだろうか。 生に苦しむことも無ければ、死の恐怖に怯えることもないのに。 幻想郷は、穢に満ち満ちている。

東方幻想今日紀 百三十九話  はいはい、おはよう。

幻想郷に、また冬がやってきた。 俺が来たのも、ちょうど冬のはじめだった。 そう、幻想郷に来て、一年が経ったのだ。 長かったような、短かったような・・・。 ・・・そう、あの事件から、早三ヶ月が経つのだ。まだ、鬱々とした気分は残っているものの、だ…